お茶講座

おちゃいち

2008年11月18日 18:43

本日は久しぶりの日本茶講座を行いました。

そもそも日本茶インストラクターというのは
日本茶の知識とおいしい淹れ方(いれ方)の普及のために作られ、
私もその使命を担ってインストラクターになったのです。
その任務を果たさないといけません(^_^.)

さて、今日の講座の主催は嘉島町にある「NPO法人子育て談話室」
子供さんを抱えた若いお母さんをヘルプする組織です。
そこでの約1時間ほどの講座です。
タイトルは「日本茶をおいしく楽しもう」



どんなことをするかと言えば、
今日はまず、2つの違ういれ方をしたお茶の飲み比べから始めました。
一方は高い温度でにいれたお茶、他方は同じお茶を同じ量使い、
湯冷まししたお湯でていねいにいれたお茶。2つを飲んで、いれ方の
違いで、味がかなり違うことを感じてもらおうというもの。

今日はインストラクターの松本さんに手伝ってもらい、同時に2つを
いれて、出しました。
やはり飲み比べると、違いははっきりするようです。
お茶のうま味が、ゆっくりいれることにより、より実感できたよう。

ただしゆっくりいれた方が丁寧すぎて濃厚になり、渋味を感じた人も
いたみたい。

ちなみに渋味、にが味を感じる味覚は個人差が大きく、「慣れ」でも
変わってきます。例えば子供の頃あんなに苦かったビールが、大人に
なればおいしく感じるようなことがあります。濃いお茶を飲みなれて
いない人は渋味を敏感に感じるようです。

飲みなれた人は若干の渋味は、ないと物足りないという人も多いの
です。結局自分の好みの味にするためにいれ方の工夫を楽しむと
いうことも大事なのです。



さて、講座は実際にご自分でいれていただき、その後お茶の種類の説明
から玉露の試飲会へと進んでいきます。いくつかの質問にお答えしていくと
1時間があっという間に過ぎてしまいました。



久しぶりの講座だったので、口が回らなかった部分もあったりしましたが
何とか無事に終了いたしました。

実は明日もあります。
明日は小学校PTAの保護者の皆さん対象です。








このような顔の受講者にはいまだ会ったことはない。
会いたいとも思わない。




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