今日は
ブランさんの主催する「中国茶セミナー」に行ってまいりました。
横浜から「日本中国茶普及協会」理事の川谷眞佐枝先生が講師で
来られ、中国茶の基本を丁寧に教えてもらいました。
日本茶インストラクターの仲間も3名ほど参加。中国茶を
堪能してきました。
今日いただいたお茶は、凍頂ウーロン茶と東方美人茶の2種類です。
数年前に一度、中国茶の講座を受けたことはあるのですが、
もうすっかり忘れていて、お茶の名前が出てこない!
中国茶は製法の違いの幅が日本茶よりずっと広く、
特に香りのバリエーションが多岐にわたるので奥深さが垣間見えます。
この豊富さはさすが大陸のお茶だな、と思いますね。
日本茶の場合、日本人と一緒で、みんなで同じ方向むいて走っている
ようなところがあり、どの地方のお茶もあまり変わらないんですね。
もちろん細かいところではそれぞれ違いますけど、目指している先が
同じようなところなのです。
水色は緑に、味はうま味を強く、などです。 香りはわずかな評価。
最近一部で、個性のある香りの品種茶などの栽培も試みられているよう
ですが、まだまだこれからです。
お茶の価値基準はこれからもっと世界基準にして、豊富にしないと
いけないと思います。日本茶でも、例えばお茶の色はちょっと茶色だが
すごい香りがあれば、その価値を認めてあげて、評価する。
多様性を認めるような評価基準にしていかないといけないと思いますね。
そのためにも、日本茶インストラクターはがんばらなくっちゃね。
中国茶インストラクターの皆さんも中国茶の多様性の面白さと、
お茶のおいしさをどんどん広めていってください。