謎の漫画家パピプペプータ

おちゃいち

2009年01月19日 21:11



先日さる宴席にて数年ぶりにパピプペプータ氏に再会しました。

相変わらず仕事や自身周辺の文化活動に忙しくしているようでした。

彼の場合、自分の趣味を広げていくことがそのまま商店街の文化的

奥行きを彩る結果となっているという、何ともうらやましい活動を続けて

おられます。

ただ、漫画家としての側面はあまり知られていないようです。

近況を尋ねたところ、「ドコサ?」という情報誌に寄稿しているとのこと、

紹介してよい?と聞くと、それは是非紹介してほしい、とのこと。

著作権にまつわる諸問題も2秒でクリアしていただきました。


















氏の今回の作品では降り続く冬の雨がキーポイントになります。

コマによっては大きく、雨のしずくを描き込んでいます。

どちらかといえば、冷たく沈んだ印象があり、これを作者の心象風景と

捉えるかどうかで受け取り方も違ってきます。

これは熊本の文化シーンに対する氏の無意識の憂いが本人も気付かない

形で表れたものと、考えたらかっこいいなあと思いますが、

たぶん違うでしょう。

これを描いた時、肉体的にかなり疲れていたのでしょう。

なお、最初に出てくるうなだれた顔のマンガが氏のイメージでは

ありません。

どちらかといえば、数年前の氏のマンガに出てくるこの顔



に似てるかといえば、そうでもなかったりします。

まったくもって謎の多い漫画家パピプペプータ氏です。


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