秋の山茶園

おちゃいち

2008年10月25日 18:30

秋も深まりつつある1日、お茶の仕入れを兼ね、山鹿市鹿北にある
茶園の様子を見に行きました。
ここ、鹿北地方は江戸時代からお茶作りの盛んなところで、
良質のお茶が採れます。



中山間地の山あいに茶園を切り開く場合が多く、一つの茶園の面積が
あまり広く取れないので、効率に欠ける部分はありますが、
標高の高さから来るお茶の品質の良さには定評があります。

行ったときにはちょうど秋整枝(あきせいし)が行われているところでした。



秋製枝というのは、春に新芽を摘む時に古い葉を摘み取らないように
今のうちにきれいに形を整えておく作業のことです。

これから寒くなる時期はお茶の木を休ませる期間になります。
ゆっくり十分に休ませると春においしい芽が伸びて来るのです。



このように山あいを縫って茶畑が広がっています。
ここに来ると本当に心がほっと安らぎます。



お茶の倉庫があるところまで下ってきたら、おや、なんだあの雲は!



山の頂上からまるで煙が立ち上っているみたい。いや、天から落ちた
雷のような雲なのか。
この雲、東から西に空を横切って伸びていました。ナンナノダロウ?

それはともかく、ほんの少しでしたが、山里の秋を感じることが
出来たひと時でした。










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