お茶のことわざ

おちゃいち

2008年10月31日 19:56

昔からお茶は朝から飲むとよい、と言われてきました。
これはお茶の中に含まれるカフェインが目を覚まさせ
頭をシャキーンとさせる効果があることを昔の人が
経験から知っていたせいでしょう。



ことわざでも朝茶は三里帰ってでも飲め
ということわざがあります。飲み忘れたら、あとがえってでも飲みなっしぇ
ということです。

ことわざと言えばお茶の子さいさいという
言葉があります。お茶の子というのは、お茶の時に添えて出す
簡単なお菓子のことです。さいさいというのははやし言葉の
一種で俗謡の「のんこさいさい」からきたそうです。
つまり、簡単に食べられるから、簡単に出来ることをいいます。

さらにお茶の子というのは朝飯前に食べる軽食(お団子とか)
なんかもそう呼んだそうです。なぜ朝飯前に軽食を食べるんだ?
と思った人は昔のお百姓さんの苦労を知りませんね。

昔の農家は日の出とともに起き、朝飯前に一仕事をしてたんです。
だから「朝飯前」という言葉もそこから出たのです。

とかなんとか言ってお茶を濁して終わろうと思ったのですが
お茶を濁すの意味も一応押さえときましょう。

これは昔、抹茶を点てる作法をよく知らない者が知ったかぶりをして
アゴをたたいていたら「じゃあやってみろ」となり、実際に抹茶を
点てなければならないはめになっちゃった。狼狽していいかげんな
点てかたをしたら「濁らしているだけじゃないか」と言われて
ショボーン。
そこからその場だけをとりつくろうことを指して言うようになりました。

このブログはお茶を濁しているばかりではないのです。
お茶を濁すこともありますが・・。





なにをむきになってお茶を濁しているんだ。目が血走っているぞ。
奥さんにそんなに怒られたのか?










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