「べにふうき」というお茶

おちゃいち

2009年01月26日 19:08

今は一年で一番寒い時期ですね。朝の挨拶を交わす時も

つい「寒いですね~」となってしまいます。

でもこの寒さも2月の声を聞き、しばらくすると緩んできて、

温かく感じる日がぼつぼつと出てきます。温かくなるのは

いいのですが、その内に何かが漂いだします。

・・それは花粉です。

温かく気持ちのいい季節にやっとなったかと思うと、

現れるのが花粉!花粉症の人は、他の人が最高の季節の時に

最悪の気分でいなくてはなりません!なんて理不尽な!



そういう私も花粉症なので、つらさがよーく分かります。

花粉症の症状を抑えるには、マスクなどで花粉の侵入を

防ぐのがまず一番。それでも入ってくる花粉からの症状を

緩和するために薬を飲んだりしますね。でも薬だと、眠く

なったりする副作用もあり、しょっちゅう飲むのも気が重い

ですよね。

そこで最近話題になっているお茶を紹介します。

べにふうきという名前のお茶です。



このべにふうきというのは品種の名前で、専門的に解説すれば

母親品種が多田系アッサム雑種の「べにほまれ」、父親品種は

インド・ダージリンからの導入種「枕Cd86」です。

つまり紅茶品種から作られたお茶で、もともとは紅茶用の品種な

わけです。紅茶用品種の特色はやや渋みが強いということが

挙げられます。

そして、このべにふうきには特殊なカテキンである

エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート(EGCG3”Me)

(通称メチル化カテキン)が含まれることが分かりました。

このメチル化カテキンは花粉症などのアレルギー症状に対して

改善効果を持つことが分かったのです。

花粉症などのアレルギー症状の起こる仕組みと、メチル化カテキン

の作用を図で説明すると下のようになります。



このように花粉症の症状緩和に効果のあるべにふうきは私も

飲んでおり、その効果を実感しています。ただし、その効果が

持続するのは4~5時間くらいだそうです。さらに花粉を多く吸うと

持続時間も短くなります。

つまり1日に4回程度は飲み、マスクなどを併用すればなおよろしい

と、いうことです。

なあんだそんなものか、と思われる方もあるかと思いますが

なにごとも完璧なものはありえません。

薬はあまり飲みたくない、自然なものがいい、と思われる方には

おすすめできるお茶なのです。




当店のべにふうきは成分が全部吸収できるように
粉末になっています。
1袋25g入り 525円です。




また、1回ずつ分封になったものもあります。
1g×15個入り 480円。









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