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Posted by おてもやん at

2009年04月10日

新茶始まる

木々の若葉の緑が鮮やかに映える季節になりました。

いよいよ本格的な新茶のシーズンが始まります。

今日4月10日は今年の熊本の新茶初入札会でした。





これはJA熊本経済連の主催する入札販売会が今日初日を迎えたのです。

これから山鹿や菊池、宇城、上益城、球磨、芦北、などなどのお茶が入札に

かけられて流通します。今日はそのスタートの初日というわけです。

初日だから各メディアの報道陣もたくさん集まります。





今年は3月に暖かかったせいで去年より8日ほど早く始まりました。

とは言っても今日出てきたお茶は早場所の水俣で採れた早生品種のみ。






「さきみどり」という品種のお茶でした。

マスコミ発表的には「今年も味と香りが乗って、期待出来ます!」

と言うべきところでしょうが、正直今年はお茶生産者にとっても、販売者にとっても

きびしい環境に置かれることが予想されます。

こんなことを言っては怒られるかもしれないけど、冬暖かくて、春先、寒の戻りが

あって霜の心配があった年はお茶の出来は良くないことが多い。

ただし、これは言っておかなければなりませんが、茶園の管理が行き届いている

ところは出来はそれほど落ちません。つまり、行きとどいた手入れをしているところと

そうでないところとの差がけっこう付くということです。

買うほうもそれを見極める目が要求されます。それと全体的な傾向として

急須で淹れたお茶が年々飲まれなくなってきていることもあります。

これは色々要因がありそうですが、私は一つには昔ほど香りの高いお茶が

少なくなっていることもあると思います。

これについては述べ出したらきりがないので、次の機会にでもいたしましょう。

とにかく、これから新茶の季節が始まるのです。

良いお茶が出来ることを本当は大いに期待しています。

作っている人ががんばっているのだから、我々もがんばらなくっちゃ。

















  


Posted by おちゃいち at 22:28Comments(3)お茶について