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Posted by おてもやん at

2008年12月15日

お茶屋に訪問者

本日、八女から産地問屋A社のBさんが営業で見えました。



(本人のプライバシー保護のため、本人よりだいぶイケメンに修正してあります)

お茶の仕入れルートは、以前書きましたように大きく

①産地の茶工場から直接
②経済連の入札で
③問屋さんから

この3つのルートがあります。
で、今日は3番目の八女の問屋さんのことをば少し。

今でこそ八女といえば八女茶で有名ですが、
八女茶が有名になったのはそんなに古いことではなく、
せいぜい戦後からのことです。



(八女の古い町並み、八女市内にはこのような古い建物が多く残っています)

そこには先人の苦労とお茶作りへの工夫がありました。
静岡や宇治の茶産地に負けないお茶作りを「少量高級」という
戦略で進めていったのです。
「玉露」を代表格とする高級茶路線で、八女の問屋さんたちは
全国に販路を求めて行きました。



(八女の茶園です。)

また、八女と一口に言ってもその範囲は広く、
八女市、黒木町、上陽町、星野村、矢部村などで採れるお茶を
八女茶といいます。

この中に多くの茶工場と問屋さんがあり、問屋の営業マンたちは
全国にお茶を売りに出かけています。

そんなわけで、当店などにも問屋の営業の方が見本茶をたずさえて
訪れてくれるわけです。



(このような見本茶を持ってくる。あるいは送ってくるのです)

気に入ったのがアレバ、カイマスヨ。





  


Posted by おちゃいち at 21:53Comments(0)お茶について