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Posted by おてもやん at

2008年10月11日

抹茶ソフト

10月に入っても昼間は結構暑い日が続いています。
当店の抹茶ソフトもコンスタントに売れています。



うちの抹茶ソフトの売りはなんといっても
原料の吟味とオリジナルミックスによる、どこにもない味です!

原料のソフトミックスは複数の原料を混ぜ合わせた無脂乳固形分8.2%
乳脂肪分8%のものを使用し、混ぜ合わせる抹茶は宇治の抹茶問屋から
仕入れた上級品の抹茶を使っています。



ソフトミックスと抹茶をミキサーで混ぜ合わせます。
さらにボウルでよーく撹拌してソフトの機械に入れます。




お茶屋さんのお客様の平均年齢は比較的高いのですが、
抹茶ソフトのお客様は若い方が多いので、
平均年齢を下げるのに少しだけ役立っています(^.^)


タンクマにも載りました。




どこにでもフリークはいるものだが、
度を越してはいけない。






  


Posted by おちゃいち at 18:28Comments(9)今日の一菓

2008年10月10日

商店街のやしの木

健軍商店街には「やしの木」があります。



やしの木が植えられたのは平成4年。
ピアクレスアーケードが完成した時に、アーケード内に緑を、
ということで植樹されました。



あれから16年。当初10本あったやしの木も今では5本ほどになって
しまいました。
でも残ったやし君たちはしっかり健気に育っています。

考えてみるとアーケードの中というのは、植物にとってとても条件が
悪いのですね。
まず雨が降り込まないから水やりが不可欠だということ。
お店の人が水やりしますけど、時々忘れられると、乾燥だぁー。

それから日当たりの点、健軍商店街は朝日と西日の差し込みが
はげしいので、ほとんど屋根を開けれないのです。
だから、花などを植えてもすぐに咲かなくなります。

雨に洗われないので、けっこう埃がくっついてしまいます。
かわいそうなやし君たちです。

3,4年前にもっとかわいそうな事件が起こりました。
ある日、心無い人によって、やしの木の幹が半分くらい
のこぎりのようなもので切られていたのです。



被害に遭ったのは3本くらいでした。
これはもう駄目かな、と思ってしまいましたが
健気なやし君達はなんとか復活できました。パチパチ



健軍商店街にお寄りの節は、健気なやし君達にも
少しだけ温かい目線をあげてやってください。
植物は人間のやさしい視線で、ちょっと元気が出るかもです。

ちなみにやしと一緒に植えられている植物は場所により
まちまちです。
当店と「まちの駅」の間にあるやしの木の相棒は笹です。
最近元気がよすぎて、やしの根を荒らさないかと、ちと心配です。


笹はたくましい。






昭和30年代以前に生まれたおやじたちの
今年の植毛トレンドは「やしの木ヘアー」だ。

残念ながらアデランスからの販売予定はまだない。




  


Posted by おちゃいち at 18:30Comments(2)健軍商店街

2008年10月09日

抹茶をいっぷく

お抹茶というと「茶道」を思い浮かべられるのではないでしょうか。
確かに抹茶は茶道のお茶としてお買い求めされることが多いのですが、
それ以外にも用途は広がりつつあります。



増えてきたのは食品や菓子の原料としてです。
最近は抹茶の○○、あるいは抹茶入り○○という商品を
目にすることも多くなりました。

さて、その抹茶はどのようにして作られるのか説明したいと思います。

まず、茶園の仕立てから違います。
新茶を摘む20日くらい前から茶園に「わら」でおおいを被せます。



このように遮光することによって茶葉のアミノ酸量を増やします。
わらで覆いをかけられたお茶は甘みが多く、渋味の少ないお茶になります。

それから、蒸気で蒸して製茶するわけですが、普通のお茶のように
揉んで乾燥させるのではなく、そのままの形で揉まずに乾燥させます。
そうすると出来たお茶は「もみのり」のような形になります。
においもちょうど上品な、のりのような香りがします。



このお茶を「てん茶」(てんは碾)といいます。

てん茶を石臼でひいたのが抹茶です。
抹茶の工場では今でも石臼でひきます。何台もの石臼がずらりと並んで
いる光景は圧巻です。



石臼を使うわけは、粉末に挽くときに出る熱を吸収して、目が細かい
マイルドな味が保てるからです。

このようにして出来た抹茶は、葉をそのまま飲むことにより、
有効成分をまるごと取り入れることができます。

そして飲む時もあまり格式ばらずに気軽に飲んでください。
飲み方は、かき混ぜて、空気を混入することによりマイルドな味にします。

ですからかき混ぜるための「茶せん」あるいはそれに類したものが必要に
なってきますが、茶せんは千数百円程度からあります。

また新しい飲み方として、ボトル容器に抹茶とお湯、または水を入れ、
シャカシャカ振って作る、「シャカシャカ抹茶」という飲み方も
最近提唱されています。

もっと手軽に抹茶を楽しめるように、業界は工夫しなくっちゃね。



業界はかって「電動茶せん」なるものを開発したことがあった。
しかし、茶道の家元達から「それは邪道だ」と怒られた。

(実際の電動茶せんはハンドミキサーのようなものでした)





  


Posted by おちゃいち at 18:30Comments(7)お茶について

2008年10月08日

健軍から山都町へ

今、健軍商店街ではお客様に山里で農作業体験と農産物フェアーの
見学をしていただこうという企画を立てています。



これは、11月に行われる「健軍・農村地域間交流フェスティバル」の一環で
行われるものです。

健軍商店街からバスツアーで山都町まで行き、現地で稲刈りか
野菜収穫の農業体験をしてもらい、同日に行われる
「山都町有機農産物フェアー」に参加して楽しんでもらおうという企画。


(サムネイルです。クリックで拡大します)

参加費無料で、秋の一日をゆっくり田舎の空気を吸いながら過ごす、
というこの企画は今年で2年目ですが、昨年の参加者には大好評でした。

定員は40名で、健軍商店街を朝の8時に出発し、午後4時に帰ってくる
日程です。参加希望の方は健軍商店街事務所まで、
電話は096-368-7312です。
申し込み締め切りは10月14日です。

秋の山里を味わってみませんか。




  


Posted by おちゃいち at 18:30Comments(6)健軍商店街

2008年10月07日

うぐいす

「うぐいす」というのはお茶の名前です。
お茶に品名を付けようと思った時に、覚えてもらいやすく
簡単な名前がいいな、と考えたのです。



だからうちのお茶には「やま」とか「ほし」とか「里」
などという短い名前のお茶が多いのです。
中には「おかめちゃん」という比較的長い名前のお茶もあります。
もう一つ、「おはなちゃん」という玄米茶もあります。
このくらい長いとなかなか覚えてもらえません。

「あの、ここにはおか、おか・・おかっピーじゃない・・えー
ほら、そぎゃんお茶があるどー」とか聞かれることもたまにあるのです。
そう言えば以前には「おてもやん、あっですか」と聞かれたことも・・。

まあ、そんなわけで、「うぐいす」です。
うちのお茶はほとんど店内で袋詰めしています。
量を計ってパックします。いったん空気を抜いて、窒素ガスを入れる
機械にかけるわけです。



窒素ガスというのは不活性ガスともいい、酸素と置き換えることにより
食品の酸化を防ぎます。
そのように酸素を抜かれた袋に入れられて並べられます。



「うぐいす」100g入り630円。
値段に対して良くお茶が出るので、当店のおすすめ商品の一つです。






うぐいすの鳴き声は季節の風物詩だが、
うぐいす嬢のマイク音は季節を問わない。
おやじはうぐいす嬢をやってはいけない。






















  


Posted by おちゃいち at 22:24Comments(2)お茶について

2008年10月06日

栗らくがんと小布施町

小布施(おぶせ)町って知っていますか。
長野県長野市から北東に10kmほど離れたところにある町です。
元々なにがあるというほどのこともない田舎町でした。
・・栗と葛飾北斎以外は。

栗はこの地方の特産物で、周囲に栗山が広がっています。
葛飾北斎の方は「高井鴻山」という人物に関係があります。
高井鴻山は信州長野の豪農商で、幕末期に生まれ、
若い時に江戸や京都に出て新しい時代の思想を学びました。



開明的な思想と教養を得て私塾を開き
教育に私財を投じたりしました。
また江戸の葛飾北斎を小布施に招き、自分自身の絵の師匠
として厚遇したり、文人墨客を招いて街に文化を
根付かせたりしました。

私塾を開き、教育をもって新しい時代の思想を作ろうとした点は
熊本の「横井小楠」に似ています。横井小楠が政治活動に重きを
置いたのに対し、高井鴻山は文化面での影響を多く残しました。

北斎を師と仰いだ鴻山は自身も多様で秀逸な絵画を残しています。
こうして小布施町は、田舎ではあるが歴史と文化のまちになりました。

小布施町のパノラマ風景がこちらのページで見ることが出来ます。

http://www.e-obuse.com/pn/index.html

さて、その小布施町で作られたお菓子がこれ、「栗らくがん」です。



このお菓子は上品な甘さが特徴で、このお菓子好きな
固定ファンを作っています。



赤えんどう豆と栗を微粉末にして固めたお菓子で、
お茶席のお菓子としても重宝されますが
普通に煎茶などを飲みながら食べるのにもとても適しています。
秋がこれから深まる時期にふさわしいお菓子ではないでしょうか。



当店で1袋368円にて販売しております。





  


Posted by おちゃいち at 21:06Comments(0)今日の一菓

2008年10月05日

全国茶品評会



全国からお茶名人達が自慢の逸品を出品して競い合う

全国茶品評会が熊本で10月3日に、十数年ぶりに行われました。

さて、私もその会場に潜り込んで、もとい堂々と参加業者として、体験してまいりました。

お茶の種類ごとにずらりと並べられたお茶は総数1100点余り。



全国の茶商業者が多数集まり、等級順位毎に並べられたお茶を見てまわり、これはと思ったお茶に

値段を書いた札を入れるのです。一番高い金額をいれた人が落札、購入となるのです。

お茶の種類は、煎茶、深蒸し煎茶、玉露、蒸し製玉緑茶、釜炒り茶、てん茶などです。



「煎茶」は、一番上の写真のように、茶葉を針のように真っ直ぐに伸ばして仕上げるお茶です。

この煎茶の最初の工程の蒸しを長くしたのが「深蒸し煎茶」で、濃く出るなどの特色があります。

煎茶や深蒸し煎茶などは全国のお茶の80%ほどを占めます。

ちなみに今回1等1席を取ったお茶の落札金額は煎茶が1kg当たり100,000円。

深蒸し煎茶が1kg当たり270,000円でした。

他にも玉露の最高落札価格が1kg当たり350,000円。

一番高額が付いたのは「てん茶」です。てん茶って知っていますか。碾茶と書きます。

茶道などで使うお抹茶の原料となるお茶です。



抹茶はこの一見「もみのり」のようなお茶を石臼で挽いて作ります。

このてん茶、なんと1kg当たり667,788円というお値段がつきました。

いやはや、100g当たりだと66,778円。1等のご祝儀的な部分もあるとはいえ、私などにはとうてい

手が出るお値段ではアリマセン。

それでも煎茶などの下位のお茶はリーズナブルなお値段になりますので、私も何点か落札させて

いただきました。

いくらで落としたかって?

ヒミツです。(上の価格とあまりにも違うので・・)






色々なものに品評会がある。
しかし、おやじの品評会は見たこともないし、
見たくもない。





  


Posted by おちゃいち at 18:30Comments(0)茶業界

2008年10月04日

明日「全国お茶まつり熊本」です。

明日10月5日にはグランメッセで「全国お茶まつり熊本」の一般向けイベントが行われます。

お茶に関するこのような大会は10年ぶりです。



今日も関連行事で大忙しなのですが、このイベントのために先々週行いました

八代でのプレイベントの様子を報告します。

私たちのメインは「お茶カフェ」です。イベント会場で行うカフェなので普通の状態とは

かなり違います。まず大人数に備えるということが必要です。



迎える方のスタッフも結構、人数が必要ですし、手順や説明にも慣れておく必要が

あります。しかも今回は3種類のカフェを開きます。



1つ目は全国品評会の出品茶が飲める「日本茶プレミアム」まさに日本一のお茶が飲める

カフェです。2つ目は「日本晩茶紀行」バンチャの字が「晩」という字なのに注目。

これは全国(密かに)作られ飲まれている民間の伝承茶、とでも言うべきお茶たちを

5種類飲んでもらおうというもの。まず普通では飲めない珍しい晩茶が飲めます。

3つ目は「香りの銘茶紀行」最近はお茶の世界でも品種改良が進んでいます。

ここでは香りに特色のある品種茶を3種類飲み比べていただきます。



八代での予行演習を兼ねたプレイベントでは、色々な問題点が浮かび上がりました。

それを改善するためにまた打ち合わせです。

さあ、本番の明日にはうまく運べるでしょうか。




お時間のある方は是非いらっしゃってください。
  


Posted by おちゃいち at 18:30Comments(2)お茶に関する活動

2008年10月03日

健軍茶

当店には「健軍茶」というお茶があります。

健軍でお茶が採れたわけではなく、健軍のおちゃいち山陽堂でブレンドした健康茶なのです。

私がブレンドして作っています。



中には、はと麦、コーン、どくだみ、杜仲茶、いちょう葉、よもぎ葉、スギナ、びわ葉

柿の葉、桑葉、はぶ草茶、大麦、ほうじ茶、烏龍茶、ゴーヤ茶などたくさんの健康茶が

入っています。

これは熱くして飲むのも良し、熱く出したのを冷たくして麦茶代わりに飲むのもおいしい

健康茶です。



作ってもう7、8年になりますが、ずっと飲んでいただいているお客様も増えています。

最近はメタボ対策に関心をはらう方が増えています。メタボ対策には過度の飲食を控え、

適度な運動をすることが一番効果がありますが、

補助的に飲料で体のコンディションを整えるのもいいかも知れません。

そんな時、「健軍茶」はいかがですか。





昔、昔、大昔、健軍に元祖健軍原人がおったそうな。
・・というのはウソだが、

そうではないかと思われる人は今でもいる。




  


Posted by おちゃいち at 17:30Comments(4)お茶について

2008年10月02日

万事キュウス

お茶をおいしく飲むには急須はとても大事です。

ドリンクのお茶、溶かして飲む粉末茶、ティーバッグのお茶

色々なお茶がありますが、なんといっても急須で出すお茶が一番おいしい。

急須には多様な形がありますが、基本となるのはこの形です。

お茶がスムーズに流れていきそうな大きな穴の注ぎ口とすっと伸びた握りやすい取っ手。



奇抜さや面白さはないけれど、飽きのこないオーソドックスなデザイン。

茶がらをひっくり返す時、スムーズに落ちる形。

そして、小さな粉が出にくい網の目。



何のことはない急須ですが、お茶をおいしく出してくれる縁の下の力持ちです。

おいしいお茶をいれたかったら、急須を買おう!


キュウスれば通ず。






人間急須はやけどするのでもちろん止めるべきだ。
ただし、いつもやっているこの人には何を言っても無駄だ。




  


Posted by おちゃいち at 18:00Comments(0)お茶について

2008年10月01日

台風一過

心配した台風も無事それて、今日は台風一過、晴れ渡った天気になりました。



ところで、小学生の時分、テレビの天気予報で「台風一過の・・」というのを聞き、

「台風一家」ってどんな一家なんだろうと思っておりました。

・・どんな一家なのでしょうね。


・・それで、イッカはイッカでも「今日の一菓」でいこう。と思い立ちました。

これは、当店で売っているお茶菓子を一品ずつ紹介しようという企画。

初企画「今日の一菓」トップバッターは「肥後太鼓」という御菓子です。



これはおかきとピーナッツを水飴で固めた御菓子。

パリパリとした食感が、やめられない~、止まらない~となります。

最近では少し名が売れてきたらしく、ご存知の方も増えてきました。

欠点を挙げれば、歯ごたえが良すぎて、少し固いと感じる方もいるかも。

それでも結構病みつきになりそうなこの御菓子、1個126円です。






今日の一家
健軍にお住まいのキツネカワさんご一家





  


Posted by おちゃいち at 18:44Comments(4)今日の一菓